クリナ@Rのぼのぼのブログ

俺のちょっとしたことを書いていきます。

優雅に舞うハチロク もう一つのハチロク伝説 第2部

第14話 白熱ドッグファイト碓氷峠

碓氷峠
優「碓氷のレベル高いなあ、流石ドリキンの出身コースだ」
沙「そりゃそうよ、そんぞそこらのドリフト小僧達とはレベルが違うもん」
真「そうね、タイトに続く連続コーナーは群馬じゃ少ないからね」
優「へえ、、、って、貴女達は?」
沙「私達はここでは有名よ?インパクトブルーという名で」
そこに止まっていたシルエイティに優華はすぐに反応した
優「シルエイティ、、貴女達がここで最速のシルエイティですか?」
真「ええそうよ、女の走り屋なんて少ないし、わかりやすい見た目のFDだから情報は早いもんよ」
沙「ねえお姉さん、これから一緒に走らない?これから走ろうと思ってた所だから」
優「いいですよ、走らないと分からないとこもありますから」
沙「じゃあ決まり、私は沙雪で、こっちが真子、、ドライバーは真子で、私と真子は二人で一つなの」
優「はあ、、私は藤山優華、、皆からはシルバースピリットと呼ばれてるわ、、それと、貴女達も知っていると思うハイメタのハチロク、、あの娘は私の親友なの」
真「え!?、、だったら話は早いわ、今度そのハイメタのハチロクに合わせてもらえないですか?」
優「いいですよ、と言いますか、土曜にここであの娘とバトルしますし、その時にしたらいいと思いますよ」
沙「土曜ね、了解、、それでは始めましょう。先行後攻どちらが良い?ここでバトルするなら先行後攻後追い形式が主流なの」
優「なら後攻で行きます」

優「後ろから得れるもの、、これで速くなれないと姫ちゃんに離されていく一方、、それは絶対嫌だ、、一緒に成長して行きたい、、」
沙「いつでもいいよ」
真「うん」
一つ目のコーナーを抜けてアクセル全開、、これがスタートの合図だ
優「始まった」
沙「次グリップで、立ち上がりで壁数センチまで寄せて」
優「上手い、上手すぎる。立ち上がりで寄せて次のコーナーに差し掛かりグリップとドリフトを使い分けて走っている、、、強敵だ、、」
沙「よく着いてこれてるよ、、コーナーワークは上手いよ」
真「こうでなくちゃ面白くないよ」

ギャラリー1「おお、真子と沙雪の奴、いい走りしてるよ」
ギャラリー2「それについて来ているあのFDもすげえよ」
岡「、、、もう立ち上がりのオーバーフローの対策が出来ている。左足ブレーキとアクセル半開、、340psあるマシンでダウンヒルだとオーバーフローになった時のミスは大きく出る、、後は焦りが無くなれば速いのだが、、」
優「くそ、何焦ってんだ私、、こんな状態で走るとタイヤが先に逝くのに」
沙「次、インベタで」
優「後ろから走っていて思う、、ブレーキタイミング、立ち上がりは変わらない、、向こうの方が馬力が低いのに同じということは、、」
沙「恐らくコーナースピードはこっちが上、、でも立ち上がりでは向こうのFDは立ち上がり重視だから速いスピードで抜けてくる、、これは勝負はあのコーナーしかない」

C-121
ギャラリー3「シルエイティはまだ来てないのか?」
ギャラリー4「ああ、聞いた話だと今シルバースピリットがいるみたいだけどな」
ギャラリー3「シルエイティvsFDか、どんな終わりになるかな」
ギャラリー4「どうだろう、このC-121で決まると思うよ」
ギャラリー3「確証はあんのかよ?」
ギャラリー4「いや無いが、過去に真子と沙雪は秋名のハチロクにこのC-121で詰められたんだ、、そこから同じ様な詰め方を真子と沙雪がしてきたら完全にシルエイティの勝ちは決まりだ」
ギャラリー3「なるほどな」
スキール音が近づく
ギャラリー3「お、スキール音が近いぞ」

優「速い、、落ち着け、ここで焦ると行けるとこが行けなくなってしまう、、」
沙「C-121、着いてこれるかしら?」
真「ここで同じスピードでクリアできた人はあのハチロク以外にはいないからね」
優「このコーナーが勝負のポイント!!」


次回 「C-121」