クリナ@Rのぼのぼのブログ

俺のちょっとしたことを書いていきます。

優雅に舞うハチロク もう一つのハチロク伝説 第一部

第7話 白い翼
f:id:Unknown64:20140127215234j:plain
「来たぞ!今だハチロクが後ろだ!」
「確か、あのS13は320psだよな」
「⁉︎...あのハチロク、乗り手が変わったのか....楽しくなってきたよ。でも、先にやる事がある」
f:id:Unknown64:20140129190838j:plain
「ここから仕掛ける!」
「⁉︎嫌なプレッシャーだ、仕掛けてきたか」

「なんだあれ!あそこをあんな速いスピードでクリア出来るもんなのか?
うぉ!S13のケツにくらいついた!」
頂上
「恐らく仕掛けているところかもね」
「分かるのか?」
「えぇ、あそこからリズムが変わりますからね」
「成る程な」

「やるね、でも勝たせてもらう!」
「五連ヘヤピンカーブだ、朝のあれを使わしてもらう」
f:id:Unknown64:20140129191419j:plain
「⁉︎...やりやがる」
「すごい突っ込みだ!」

f:id:Unknown64:20131113211000j:plain
「なんだと!それはありかよ!」
「流石だな、やるとは思ってたけど、あそこまでやるとは思ってなかった」
「安時はこいつとやって勝てるか?」
「恐らく今は、五分五分ですね」
f:id:Unknown64:20140129192134j:plain
「速い、隙を突かれたとはいえ、こうもあっさりと抜かされるとは思ってもいなかった」
「行くよ!私のハチロク!!」
f:id:Unknown64:20140129192332j:plain
「⁉︎...羽、かすかだが羽が見えた...鳥のような羽が...」
f:id:Unknown64:20140129192453j:plain
ハチロクの勝ちだ」

「面白いのを見たな、帰りましょう師匠」
「やれやれ、有明君にも引き上げると伝えとくよ」

頂上
「下からの報告がある、ハチロクの勝ちだ」
「姫ちゃんの勝ちということだな」
「姫ちゃん、凄い!」
ふもと
「君、速いや、最後は着いて行くのがやっとだった」
「いえ、私はただ、今回初の勝負で楽しく走らせることが出来ることが分かっただけで充分ですよ」
「面白いな...気に入ったよ、暇になったらこっちの地元に来たらどうだ?」
「えぇ、出来れば行かせてもらいます!」

翌日 チューニングショップ zero fine
「ああ、ブレーキがやばかったか、確かにあそこでフルでかけてしまったからかぁ」
「優ちゃんの車、大丈夫?」
「なんとかね、ディスクさえ変えればなんとかなるよ」
「おーい!二人とも、ある車の状態を見に行ってくれ!」
「あ、はい!」
「姫ちゃんの速さか、楽しみだなw」

「くそっ、あのNA6CEに勝てない、こっちはセリカだぜ!」
「まだまだやな、はあ...早い奴はいないのかな...やっぱり噂のハイメタのハチロクとこの峠のスラッシャーの赤城のハチロクの二人かな...」
「またやってるよ、根岸の奴」
「速い奴を求め過ぎだよな」
「よお赤城、同じ名前のこの峠のトップとして走ってるつもりだろうが、俺はお前の走りを把握してるつもりなんだ」
「ふっ、お前に俺は倒せない、いずれわかるさ」
「言わせておけば、まあいいや、これから秋名に向かう」
「ほお、同じハチロクのあのハイメタのハチロクを相手にするのか(こりゃ面白そうだな...あいつに教えておかないとな)」
「そいつに勝てば俺との勝負を受けてもらうぞ!」
「面白そうだな、俺も見にいくかな...それ」

椿ライン
「死堕羅、愛華、練習に付き合わして悪いな」
「いいよ、このハチロクの状態を見たかったからさ」
「いいってこと、隣から分かることもあるからね」
「さ、R32をどうしようかな」

続く

はい、遅れましたが七話で萩戦決着でした。正直、写真を撮るタイミングが少なく、遅れてしまいました。次の相手はロドスタのNAです。エアロはお楽しみでw

キャラ紹介
赤城 敬太 26歳
20歳の若さでスラッシャーに命名されるほどの実力者。ライトウェイトのハチロクを扱うテクとハチロクのチューニングが最高の域にあると言われているが、実際はどうか分からない
ハチロクの色はハイフラッシュツートンである。
【参考キャラ:Deatsリーダー 神の川尻、秋山 渉】