クリナ@Rのぼのぼのブログ

俺のちょっとしたことを書いていきます。

2017シーズンを振り返って 番外編 風神一家失踪と新たなTA界隈

さて、今回記したことはあのSFWC Rd.5 NY戦が終わり、表彰式が終わった時に起きた出来事と、その後に起きたある大きないざこざ、それに伴うTA界隈の軌道修正の実話である。

 

まず最初に、SFWC Rd.5 NY戦が終わり、表彰式がいつものようにツイキャスで行われていた。


表彰式が終わり、いつものように頭お花畑通話が行われていたのだが、HOSHININGEN氏ときゃヴぁりえ氏のあるツイートが事のきっかけである。


そのツイートには、風神少女氏のコス垢のスクショだったのである。


それをよく見ると、2016年に19歳とツイートしていたのである。


あからさまにおかしかったのである。


風神少女氏は2016年では22歳でないとおかしいのである。


さらには、2014年に高校の文化祭の写真がツイートされていたのである。


おかしい...おかしすぎる。


このおかしなことについて通話に参加していたメンバーが疑問と矛盾をことになったのだ。


そしてその通話が終わり、その日の昼に通話に参加していたアルエット氏とえびる氏が考察をツイート。


こればっかりは風神少女氏も説明せざるを得ない状況になっていた。


その説明でも、やはり矛盾が残っていた。


その矛盾を聞いたえびる氏だったのだが、事件が起きた。


夕方、おそらく18時だと思われる時間帯に風神少女もとい、風神一家が全員TA界隈から離れたのである。


つまりは何の説明も無く逃げ出したのである。


今回の件は私は両方の観点で事の収まりを探していた。


だが、それは無理だった。


どう考えても風神少女氏への弁明が見つからなかったのである。


見つかれば零点何パーセントかでなんとか収まるのではないかと思ったのだが、見つからなかった。


更にはまともな事を言っていたのがアルエット陣営の方だったのである。


さらにはTA界隈のメンバーを次々と風神少女氏がブロックしていったのである。


これに伴い、TA界隈は大きく荒れた。


SFWCではメンバーが消え、LFRが消滅...大打撃なのはBMW陣営なのである。


これについては他チームのリザーブドライバーとかつての参加者数人のおかげでチームの事態は収拾できた。


ランキングも2017年シーズンのタイムを抹消。


これによって大きくランキングの変動が起きた。


さらにはWGTCの存続が妖しくなったのである。


ここまでがTA界隈で大きく騒がれた出来事である。


さて、ここまで記した中で一番悪いとは一体誰でしょう?という質問を問うと、あたりまえに風神少女氏が悪いのである。


年齢詐称、学歴詐称、多重垢によるTA参加。


次々と叩けば埃が出てくる一方だった。


これは私にとって絶望と怒りしか出なかった。


これまでの私の頑張りは何だったのか、一体何のために走っていたのかという心情に陥ったのである。


この絶望と怒りは私だけではなく、他の参加者も同じ心情だったのだ。


今では風神一家がいなくなり、これまで私やえびる氏、アルエット氏達が感じていたもやっとした空気が晴れたと感じている。


ここから新たにTA界隈は動き始めるのである。

 

今回はここで筆を置こうと思います。


新たなTA界隈、ここから変わっていけれれば皆が楽しめる良い界隈になっていくと私は思っています。

今回は番外ということであの後に起きたことをまとめました。

次回はちゃんと9~10月編を書きたいと思います。

2017年シーズンを振り返って 7月上旬

さて、7月上旬のことを記していこう。

 

 

これで前半戦の全てが終わった。

 

 

STTはリアルのことや諸事情とかでガチで走れないからしかたない。

 

 

さて7月上旬はSFWCがあった。

 

 

コースはNY。Verizonが得意としているコースの一つである。

 

 

まさかVerizonのケツズルがここでは上手くいかないとは思っても見なかった。

 

 

それでも頑張った。四日間でなんとか繋げて繋げてなんとか2位のタイムを出せた。

 

 

結果としてVerizonは2-3。

 

 

最後に隙間妖怪氏にやられてしまったのである。

 

 

 

気分的にはK.LINEも私もかなり憤怒した。

 

 

ここまでが前半戦の結果である。

 

 

ここまでで前半戦の出来事について筆を置きましょう。

 

 

次回は後半戦。9~10月編になります。

2017年シーズンを振り返って 5月~6月

さて、ここまでの2ヶ月間を記していこう。

 

 

この2ヶ月は頭を悩める事態が多かった時期である。

 

 

 

5.快挙と頭痛のタネ

 

 

5月、世間一般ではGW(ゴールデンウィーク)の時期にSFWCの第3戦が開催された。

 

 

グランバレーで開催され、皆がしのぎを削っていた。その中で我らVerizonとはというと、裏でとてつもなく早い段階で表彰タイムを出していて、最終日まで隠していたのだ。

 

 

結果としてSFWCで初の快挙となる1-2フィニッシュを決めた。そしてコンストトップ。

 

 

だが、そのSFWCの開催中(正確には開催前日だったと思う)にある参加者がかなりのネガティブ発言をツイート。これにある参加者が噛み付いてしまった。

 

 

恐れていた事態が起きたのである。

 

 

TFIAにて事態を抑えようとしたのだが、そのある参加者がネットストーカーのような行動を取ったのである。

 

 

これはさすがにTFIAのメンバーはかなり頭を悩めた。最終判決は参加の永久停止。つまりは永久追放という自体を招いたのである。

 

 

このことで募っていたストレスと行動、過去の言動についてで私の怒りが爆発したのは言うまでもない。

 

 

6.調整崩壊と炎上、そして決意

 

 

そんなSFWCのRd.3が終わり、次はWGTCのRd.3。コースはソノマレースウェイ。

 

 

私にとっては苦手なコースだった。辛い戦いだったのは記している7月でも覚えている。

 

 

なんとか喰らいつき、結果として6-3-2という結果で終わり、Overallも2位でこのラウンドを終えた。

 

 

そして決意したのである。GT2クラスでタイトルを取ると決意したのだった。そして宣戦布告もしたのである。

 

 

だが、このソノマ戦でも頭を抱えることがおきたのである。

 

 

それは、急なサイドブレーキ禁止レギュの発表により、外部からかなり叩かれ、炎上したのである。

 

 

事態を収めようとしたのだが、余計に炎上し、手に負えなくなる寸前だった。結果としてサイドブレーキ禁止レギュは廃止されたのである。

 

 

それだけではなく、GT2クラスに新たに2台のマシンが追加された。

 

 

だが、この2台があまりにも速すぎたためにトップ3人全員が新マシンの1台、ストームを使ったのである。

 

 

これはどうすればいいのかと騒がれた。

 

 

更には5/17の夜に主催の風神少女氏が急に主催辞任ツイートを発し、事態を収める事態も発生した。

 

 

結果として立ち直り、今でも主催を勤めている。

 

 

7.全マシン使用解禁による小さいいざこざ

 

 

5月下旬にはIRCの開催。

 

 

TAでは珍しいコンディションのグラベルコースのスイス・アルプスにて開催。

 

 

主催として、一参加者としてハンデが適応された中で走行した。

 

 

結果として、1-3-3で終わり、自称TA界隈一のラリーストの意地を見せた。

 

 

だが、その裏でちょっとしたいざこざが起きた。

 

 

それはIRCではマシンの使用が2台までという制限があり、それを廃止し全マシンの使用を解禁したのである。

 

 

これについては良かったのか自分でもよく分からなかった。

 

 

だが、来年また開催するため、それのためのテストと思えば些か納得がいった。

 

 

8.それぞれのTAの目玉コース

 

 

6月、遂に17年シーズンの前半が終わった。

 

 

まず始めに開催されたのはSFWC。コースはモンテカルロ

 

 

LFRが今回はそこまで強敵ではないだろうと読んでいたのだが、戦略が破綻。

 

 

結果として、Verizon3-7、LFR2-8だったのである。

 

 

Zeno-Prismの幽霊楽団ルナサ氏が一位になるのは読んでいたのだが、風神少女氏がまさかの2位まで上がるとは思っても見なかったのである。

 

 

次に開催されたのはIRCの最終SS。コースはシャモニー

 

 

実質IRCはマシンコントロールの特訓場であると主催の私は思っていたために最終戦シャモニーは外せれなかった。(スノーコースは必ず入れたかったのもある)

 

 

結果としては2-2-1で終わり、惜しくもWRCクラスでタイトルを取ることができなかった。

 

 

だが、主催としての厳しさを学べることができたので、開催して正解だったと思う。

 

 

WGTCはサルトサーキット1。

 

 

去年の失態を覆す。そんな思いで走った。

 

 

結果としては3-2-1。Overallでは2位についている。

 

 

このラウンドでGT1クラスでのNSX使用は辞めることに決めていた。

 

 

その理由として、カストロール無限NSXがGT2に落ちる可能性があるからである。

 

 

そんな中での最後のNSX対決が繰り広げられた。

 

 

私とわちき。この二名のNSX対決はやはり終わらなかった。

 

 

抜いて抜かれての激しい戦い。遂には年式による限界が見え、01年型のロックタイトを使用したのである。

 

 

結果としては両者NSXプロトでの対決になり、最後はわちきに敗れた。

 

 

この結果で私が速くなればいい。そう思えたのである。

 

 

GT2クラスでは去年のマッチレースの再来。結果として私が1位になれたのである。

 

 

以上が私の前半戦の戦いである。

 

 

辛い戦いばかりだった。余裕は何一つ無かった。

 

 

ここから後半戦に折り返す。私の本当の戦いはこれからである。

 

 

今回はこれで筆を置きましょう。

 

 

次回はたった一つだけ、7月上旬の出来事を記しましょう。

 

STTは本気で走れませんしね.....

優雅に舞うハチロク もう一つのハチロク伝説 第2部

第14話 白熱ドッグファイト碓氷峠

碓氷峠
優「碓氷のレベル高いなあ、流石ドリキンの出身コースだ」
沙「そりゃそうよ、そんぞそこらのドリフト小僧達とはレベルが違うもん」
真「そうね、タイトに続く連続コーナーは群馬じゃ少ないからね」
優「へえ、、、って、貴女達は?」
沙「私達はここでは有名よ?インパクトブルーという名で」
そこに止まっていたシルエイティに優華はすぐに反応した
優「シルエイティ、、貴女達がここで最速のシルエイティですか?」
真「ええそうよ、女の走り屋なんて少ないし、わかりやすい見た目のFDだから情報は早いもんよ」
沙「ねえお姉さん、これから一緒に走らない?これから走ろうと思ってた所だから」
優「いいですよ、走らないと分からないとこもありますから」
沙「じゃあ決まり、私は沙雪で、こっちが真子、、ドライバーは真子で、私と真子は二人で一つなの」
優「はあ、、私は藤山優華、、皆からはシルバースピリットと呼ばれてるわ、、それと、貴女達も知っていると思うハイメタのハチロク、、あの娘は私の親友なの」
真「え!?、、だったら話は早いわ、今度そのハイメタのハチロクに合わせてもらえないですか?」
優「いいですよ、と言いますか、土曜にここであの娘とバトルしますし、その時にしたらいいと思いますよ」
沙「土曜ね、了解、、それでは始めましょう。先行後攻どちらが良い?ここでバトルするなら先行後攻後追い形式が主流なの」
優「なら後攻で行きます」

優「後ろから得れるもの、、これで速くなれないと姫ちゃんに離されていく一方、、それは絶対嫌だ、、一緒に成長して行きたい、、」
沙「いつでもいいよ」
真「うん」
一つ目のコーナーを抜けてアクセル全開、、これがスタートの合図だ
優「始まった」
沙「次グリップで、立ち上がりで壁数センチまで寄せて」
優「上手い、上手すぎる。立ち上がりで寄せて次のコーナーに差し掛かりグリップとドリフトを使い分けて走っている、、、強敵だ、、」
沙「よく着いてこれてるよ、、コーナーワークは上手いよ」
真「こうでなくちゃ面白くないよ」

ギャラリー1「おお、真子と沙雪の奴、いい走りしてるよ」
ギャラリー2「それについて来ているあのFDもすげえよ」
岡「、、、もう立ち上がりのオーバーフローの対策が出来ている。左足ブレーキとアクセル半開、、340psあるマシンでダウンヒルだとオーバーフローになった時のミスは大きく出る、、後は焦りが無くなれば速いのだが、、」
優「くそ、何焦ってんだ私、、こんな状態で走るとタイヤが先に逝くのに」
沙「次、インベタで」
優「後ろから走っていて思う、、ブレーキタイミング、立ち上がりは変わらない、、向こうの方が馬力が低いのに同じということは、、」
沙「恐らくコーナースピードはこっちが上、、でも立ち上がりでは向こうのFDは立ち上がり重視だから速いスピードで抜けてくる、、これは勝負はあのコーナーしかない」

C-121
ギャラリー3「シルエイティはまだ来てないのか?」
ギャラリー4「ああ、聞いた話だと今シルバースピリットがいるみたいだけどな」
ギャラリー3「シルエイティvsFDか、どんな終わりになるかな」
ギャラリー4「どうだろう、このC-121で決まると思うよ」
ギャラリー3「確証はあんのかよ?」
ギャラリー4「いや無いが、過去に真子と沙雪は秋名のハチロクにこのC-121で詰められたんだ、、そこから同じ様な詰め方を真子と沙雪がしてきたら完全にシルエイティの勝ちは決まりだ」
ギャラリー3「なるほどな」
スキール音が近づく
ギャラリー3「お、スキール音が近いぞ」

優「速い、、落ち着け、ここで焦ると行けるとこが行けなくなってしまう、、」
沙「C-121、着いてこれるかしら?」
真「ここで同じスピードでクリアできた人はあのハチロク以外にはいないからね」
優「このコーナーが勝負のポイント!!」


次回 「C-121」

優雅に舞うハチロク もう一つのハチロク伝説 第二部

第13話 嫉妬、それが進化のカギ

軽井沢
優「ふう、軽く碓氷峠を走ってみたけど、タイトにコーナーが右左と繰り返してるからアクセルワークとハンドルさばきが難しいコースだわ、特にC-121は対応が難しいコーナーだから対応考えないとなあ」
モブ1「お?女だ、FD乗ってるとかいい感じじゃないか」
モブ2「ナンパするつもりか?」
モブ1「まあな、ちょっと行ってくるわ」
モブ2「はあ、、(あのFD、、何処かで見覚えがあるな)」
モブ1「やあ、君は此処いらの娘かい?」
優「いえ、高崎から遠征に来ただけですよ」
モブ1「俺もだよ。どうだい?これから一緒にお茶でもどうかな?」
優(ん?栃木ナンバー、、S15か、見た目は速そうだな)「いえ、お茶ではなく、バトルでもどうでしょうか?」
モブ1「お、いいね、早速走ろう」

数分後
優(遅すぎる。コーナー全てのブレーキタイミング、ペース作りが素人過ぎる)
モブ1「ちくしょう、追いつけなかった」
モブ2「だから俺は辞めとけと思ったんだよ」
モブ1「うるせえ」
モブ2「連れがすまなかったな」
優「いえ、このコースの走り方を知ることが出来たので良かったですよ」
モブ2「そうか。なあ、そのFDのエンジン見せてくれないか?」
優「いいですよ」

モブ2「オーソドックスなライトチューンか、、お?タービンはシンケーシャルからツインターボに変えてるのか」
優「フラットに過給するのがこれでしたから」
モブ2「いや、この手のFDならツインターボに変えるのは正解だ、マシンのトータルバランスも考慮した良いマシンだ」
優「そうですか、ありがとうございます」
モブ2「そうそう、名乗らせてもらうよ。俺は岡本弘幸、グローバルウィナーと呼ばれているよ。ただ、そこまで速いわけじゃないけどね」
優「私は藤山優華です。、、アウディを乗りこなしてるみたいですけど、タイヤの使い方は上手いほうなんですか?」
岡「そこは要練習中かな、そこまで上手く出来てないんだ」
優「すいませんが岡本さん、私の横に乗ってもらえませんか?」
岡「ん?構わんよ、どんな走りなのか俺も気になるしな」

岡(凄いな、マシンコントロールが上手い、コーナー一つ一つの対応が上手いな。ブレーキを踏み、アクセル二段階踏んで立ち上がる。レブアラームが鳴り響いてもなお引っ張るか、、高回転のトラクションを利用して抜けていくやり方は流石だな)
優「どうですか?これでも全然ダメで、何が必要なのか知りたいんですが、、」
岡「お、おう(しっかし、これでもダメ?俺からしたら充分速いと思うのだが、、)」
その時、FDの挙動が乱れた。その乱れた挙動を岡本は見逃さなかった
岡(そういうことか、分かったぞ、、藤山さんのダメと言ってたこと、、)
頂上
優「何か分かりました?」
岡「ああ、藤山さん、、二つ欠点を見つけた。一つ目はオーバーフローになった時にマシンコントロールが出来なくなっている。恐らくはターボラグをしないようにと制御をしてる筈なのに、いざ全開にするとオーバーフローを起こし、挙動が乱れてるのかもしれないな」
優「オーバーフローの対応、、ですか」
岡「ああ、それともう一つは、、、藤山さん、焦ってますよね?」
優「!?」
岡「ヒールアンドトゥを序盤はよく出来ていましたが、中盤から終盤にかけてミスが多く出ていました」
優「、、、、」
岡「何があったのかは聞きませんが、このままだといつかは事故してしまいますよ」
優「少し、話をしてもいいですか?」

数分後
岡「なるほどな、あのハイメタのハチロクがどんどん速くなっていっている状態に嫉妬と焦りを感じていたんですか、、、それは良い機会だと思いますよ」
優「え?」
岡「その嫉妬心と追いつきたいと思うその気持ちが、、結果として良い結果を導き出してくれますよ。俺はこれぐらいしか出来ませんが、ヒントならできますよ。」
優「、、、」
岡「この碓氷峠には、かなり速いシルエイティがいます。そのシルエイティから得れるものを得て成長して行けばいいのですよ」
優「、、、」
岡「では俺はこの辺で、、頑張ってください、、、シルバースピリットさん」

次回「白熱ドッグファイト碓氷峠

優雅に舞うハチロク もう一つのハチロク伝説 第二部

第12話 今私がやらなければならないこと

芦ノ湖
西「今頃は赤城のスラッシャーとやり合っている頃だろうな」
愛「姉さんのハチロクのエンジンはどうなの?」
西「ん?TRDチューンしたAE111の高回転エンジンに高回転型に対応したROM、ドライサンプによる低重心、、コーナーがかなり速いマシンだ。出力は190psとデチューンされてるけどな」
愛「姉さん、、」

赤城
姫「走りやすい、全力でバトルができる、、安時さんからの伝言はなんて言ってたっけ?」
赤「流石だ、そのエンジンを使いこなしているし、しっかりと食らいついている。ならここから引き離しに行く、しっかり食らいついてこれるかな?」
姫「思い出した、こう言っていた、、、姫ちゃんがやらないことを今やること、それと、エンジン回転数は12000までキッチリ回せ、そうしてエンジンの封印を解放してやれ、、、と」

箱根山
西「これで姫ちゃんのハチロクの作業は終わりだ、、次は優ちゃんだろうな」
愛「確か、A-SPECのFDを乗っている娘だよね?」
西「そう、恐らく今回の件で嫉妬しているはずだ、、何かきっかけを作らせないと速くはならないだろう」
愛「良いやり方としたら姉さんとやり合わせた方が早いんじゃない?」
西「その方がいいのかもしれないが、今の状態だったら軽く姫ちゃんにブッ千切られる」
愛「そうか、、」

赤城 頂上
優「姫ちゃんはこの短期間にかなり速くなっていってる、、私は、、どうだろう、ずっと姫ちゃんの後ろ姿しか見ていなかった、、凄く悔しい、、どうしたらいいの?」
根「何困った顔してんだよ、、今は姫ちゃんの復活を素直に喜んであげないと行けないだろ?確かに姫ちゃんは昔よりかなり速くなった。なら、今度はそれに追いつくために自分が速くなればいいだろ?」
優「そ、そうね、姫ちゃん、頑張って」

姫「思うように扱えれる!!なら、勝負をかける所は最後の連続ヘヤピンコーナーだ!!」
赤「この感覚、勝負を決めようとしてる感じだ、、来い!!ハイメタのハチロク、、、いや、鳥籠の姫君!!!」

西「姫ちゃんが目覚めただろうな、ここから、新たなハチロク伝説が始まる」
愛「姉さんが神奈川エリアに来る日が楽しみになってきた」


赤城 ヘヤピン
涼「驚いたな、藤原同様な速さを誇るハチロクに会えるとはな、、」
啓「兄貴、あのハチロクはどうすんだよ?」
涼「いつかは相手することになるだろうが、今は相手しない。冬が来る前に相手しようとは思う」

姫「ここだ、行っけーーー!!!」
姫のハチロクがいっきに横に並び、姫がアウト側、赤城がイン側について一つ目のコーナーをクリアする。その後に二つ目のコーナーが現れ、今度は逆に姫がイン側につく。
結果として赤城のハチロクがアクセル踏めずに失速。その瞬間、前後の立場が入れ替わる。不意に決めたそのカウンターアタックは紛れもなく、須藤京一がやるカウンターアタックと同じである。
涼「あのハチロク、京一と同じカウンターアタックを決めた、、恐らくは相手がやった事のある技量をそのまま見様見真似に出来るのかもしれない」
啓「藤原とあのハチロクがやり合ったらどうなるんだ?」
涼「さあな、今はあのハチロク勝利を喜んでやろうじゃないか」

西「姫ちゃんはあの京一と涼介のバトルを見ていたんだ、、カウンターアタックや相手の様子を確認して第3のポイントを突くやり方とかはお手のもんだろ、、姫ちゃんは群馬だけではなく、神奈川エリアでもなく、大きな存在、エモーショナルキングに近い存在だと思う」
愛「安時が考えていることがよーく分かる。姉さんはいつかはあのパンテーラ乗りに余裕で勝てると思ってるでしょ?」
西「バレバレか、姫ちゃんはかなり実力がある。今のままでは終わらないだろうさ」

姫「ありがとうございます。おかげで復活することが出来ました。」
赤「いいってことさ、とりあえず、復活おめでとう。そして、新たな通り名の始まりだな」
優「新たな通り名?」
姫「鳥籠の姫君、、、私にピッタリな通り名です。ここから私も新しい1歩を踏み出そうと思います。そして、これが私がやらなければならないこと、、新たな通り名のための進化の証明、、ハイメタのハチロクという通り名の最後の相手が赤城さんで良かったと思います」
優「、、、ねえ姫ちゃん、、いろは坂行く前に私とバトルしてくれない?」
姫「いいけど、、!? 本気みたいだね、、優ちゃん、コースの選択は優ちゃんが決めて。優ちゃんの本気、、受けてたつよ!」
優「分かった、碓氷峠に土曜日の夜10時にでいい?」
姫「いいわ、楽しみにしてるよ」


次回 「嫉妬、それが進化のカギ」

 


ということで、安時サイドが終わり、次は優ちゃんサイドになります。
第二部はあと10話くらい続きます
これが終わらなければ第三部があれなのでw

優雅に舞うハチロク もう一つのハチロク伝説第二部

第11話 リミッター解除と新たな通り名

一ヶ月後 秋名山
姫「あれから何十回走ったっけ?全然上手くいかない」

西「驚いたな、もうここまで速くなってるとは、コーナーの粗さが完全に無くなっている」
麗「かなり走り込んでたからコツを掴んでんじゃないの?」
西「だといいけどな、、玉城が動いてないとこを見たら、自分で何とかしようとしている。恐らくは、走れば走るだけ速くなる、、そんな感じだろうな」
麗「で、どうすんの?私のNA2で後ろから抜かして見つけさせるのか?」
西「いやそうはしない、さっき玉城が登ってた、玉城から何かアドバイスをしてもらえばいいさ」
麗「そう」

秋名山 頂上
姫「、、、少しはコツを掴んではいるのにな、、エンジンが普通のじゃないのは分かっているのに、、この葛藤はなんだろう」
玉「ちょっとエンジン見せてもらってもええか?」
姫「え?いいですけど、貴方は?」
玉「ああ悪い悪い、俺は玉城、ここ秋名のスラッシャーを務めている榛名ガーディアン1号さ」
姫「スラッシャー、、、分かりました」
ガチャ
玉「、、、驚いたな、これはAE111のTRDチューンの高回転エンジンだ、これだと推定で12000回転はいくエンジンだ」
姫「、、高回転エンジン、、普通の4A-Gじゃないとは思っていたけど、、こういうことだったのね」
玉「ちょっとさ、俺を横に乗せて1本攻めてくれないか?分かることがあるかもしれないし」
姫「分かりました」


玉(驚いたな、あの時のバトルよりも更に速くなっている。立ち上がり、、上手いな、ここ一ヶ月走り込んでいただけはある。メーター、、、そういうことか、、、)
姫「何か分かったのですか?」
玉「ああ、ちょっとさ、一旦タコメーター振り切ってみろ」
姫「え?」
玉「いいから、そしたら分かるはずだよ」
姫「分かりました」
タコメーターが9000回転を超えた状態で5連ヘヤピンに差し掛かる
姫「!? 嘘、今までが嘘のように走りやすくなってる、、」
玉「やはりな、恐らくはタコメーターを付け替えずにそのままにしてリミッターを掛けていたんだ、、これを弄った奴は意図的に掛けてドラテク向上を図らせようとしていたのかもしれないな」
姫「安時さん、、」

西「どうやら、リミッターに気づいたみたいだな、ここから姫ちゃんが化けるぞ」


玉「タコメーターを新しく変えた方がよいだろう、少なくとも13000まで刻まれているやつにした方がいいな」
姫「はい、ありがとうございます」
玉「今度、違う峠に行ったらどうだ?何か得るものがあるかもしれないだろ?」
姫「そうですね、今度赤城にでも行ってみます」

玉「安藤 姫、この秋名だけでは収まらない走り屋だと思うのは俺だけではないだろう、、鳥籠の姫君、、峠という鳥籠の中で華麗に舞う鳥、、かもな」
西「鳥籠の姫君か、姫ちゃんにピッタリな通り名だな」
玉「西嶋さん、やはり貴方でしたか」
西「まあな、昔から姫ちゃんはかなり実力があったからね」
玉「、、、そうか、で、あのリミッターも意図的ですよね?」
西「そうだ、姫ちゃんのコーナーの粗さを削ぐためにやっただけさ」
玉「、、、流石だよ」

翌日 zero fine
姫「ダメか、どこもタコメーターないのか、、」
店「なんなら安時にでも聞いてみたらどうだ?」
姫「ん?」

西「姫ちゃんか、そろそろ掛けてくるだろうと思ったよ」
姫「え?分かっていたのですか?」
西「まあな、タコメーターやろ、あるで、13000回転のやつなら俺のBCNR33タコメーターの余りであるから譲れるよ」
姫「今すぐ持ってこれますか?」
西「ああ、大丈夫だ、今から向かうよ」

2時間後
西「ほい、これね」
優「私が付けていいのですか?」
西「なあに、タコメーター位優ちゃんなら簡単に付けれるよ」
優「そうですか」
西「とりあえず、姫ちゃんに伝えといてよ、1週間後にいろは坂に向かうから一緒に来いってね」
優「分かりました」
西「あと、これも伝えといてくれ、、、」

赤城山
姫「あれから二週間経つんだね」
優「そうだな、あのバトルは私達にとって大きな衝撃だったもんね」
姫「そろそろ頂上だ」

根「ん?姫ちゃんか、珍しいね、姫ちゃんが赤城に来るなんて」
姫「そうですか?エンペラー騒動の後から多少は赤城にも足を運んでますよ?」
根「そうか、で、誰を待ってるの?」
姫「そろそろ来ると思うのですけど、、」
待つこと数分で現れた1台のハチロク、それはこの赤城のスラッシャー、赤城のハチロクである

赤「安藤さんや、急に呼び出さないでくださいよ」
姫「すいませんねお忙しい中。1度だけ、貴方と走りたいと思っていたのです。」
赤「、、、いい目つきをしている、いいだろう受けてやるよ、全力で来なさい」
姫「はい、これが、今私がやらなければならないことですから、、、私の全てを貴方にぶつけます!!」
根&優「物凄い気迫だ、、それに、前以上に羽根が大きくなっている」


次回「今私がやらなければいけないこと」